ミムラボレースシューズ
私がレースで使用をしているシューズは「M.Lab(ミムラボ)」で製作していただいたシューズを使用しています。
現在ミムラボで製作して頂いたシューズは5足所有しています。
5足作っていただきましたが1足だけ違う仕様になっているので紹介したいと思います。
実質モデルチェンジ
三村さんがadidasと契約を解消する前に最後に作っていただいたモデルです。
このシューズは今までのミムラボシューズと全てにおいて異なる仕様になっています。
分かりにくいかもしれませんがアッパーについては全く別物のアッパーのなっています。
今までのミムラボシューズにはシューホールのハトメがありましたが、最終型のアッパーには
ハトメがありません。
これは「アシックスのソーティマジックVRとioバージョン」のシューズと似ている気がします。
実際に三村さんがアシックス時代に作っているので似た感じになるのは当然かもしれません。
ソールを比較
先日旧モデルのソールを張替たシューズと比較してみます。
前足部のソールパターンは同じですが、新しいソールにはプレートが入っていません。
ヒール部分のデザインは大きく変更になっています。
このソールは現在のミムラボシューズのソールと同じソールのようです。
それと触っただけで分かりますがミッドソールは明らかに別の素材になっており柔らかく
しっかりと反発をしてくれる不思議な素材です。
目に見える軽量化
マラソンシューでも重要になってくるのが重さです。
そこで比較してみたいと思います。
旧ミムラボシューズ
新ソール
何と30gも差があるので驚きです。
この程度の重さであれば、ターサージールと変わらないレベルなので貴重な戦力になります。
そして屈曲性も大きく異なります。
旧ミムラボシューズ
新ソール
ミムラボシューズは反発系のシューズの部類の中では屈曲するシューズに分けられます。
しかし新ソールはさらに屈曲します。
以前のソールは前足部の中間で屈曲していましたが、新ソールではシューズの中央部より屈曲するので
シューズ全体が屈曲して反発をするイメージです。
この屈曲ををみると「ソーティマジックVR]のソールに似ています。
ソールの屈曲するポイントが中央より後辺りにある事で前足部に備え付けられていた
プレートがなくなったのかもしれません。
いずれにしてもミムラボシューズは進化しており、実業団の有名選手も「ミムラボシューズ」を履いてレースに出場しています。
次回はこの辺りの事を書いてみようと思います。